必要のない関連のないページが多すぎる企業ホームページの対処方法

2021.03.21

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長く企業ホームページを運営していると、必要のないページや関連のないページが生まれてきてしまいますが、せっかく作ったページだからと残してしまいがち。しかし、そのままだとSEO対策として悪影響を及ぼしてしまいますし、必要のない情報が多すぎて本当に見て欲しい情報が埋もれてしまいます。なるべくならば、早い段階で対処した方が良いでしょう。では一体どのように対処すれば良いのでしょうか。本記事にて詳しく解説していきます。

思い切って削除・非公開にしよう


不要・無関係なページが多すぎる場合は、思い切って削除したり非公開にしたりしてみてはいかがでしょうか。
ここでは、ページを削除したり非公開にしたりする方法を見ていきましょう。

検索結果からページを削除する方法

検索結果からページを削除してもWebサイト自体が消えるわけではないので、検索結果画面からページを削除したい場合は以下の3つの方法を試してみてください。

1.ページのHTMLをサーバーから削除し、sitemap.xmlを再送信する
2.削除したいページにnoindexタグを設置し、sitemap.xmlを再投稿する
3.GoogleにURL削除依頼を送る

ではそれぞれの内容について詳しく紹介していきましょう。

1.ページのHTMLをサーバーから削除し、sitemap.xmlを再送信する

サーバーからページのHTMLデータを削除することで、検索結果からページを削除することができます。ただし、これは次のクロールまで反映されないので、すぐに検索結果からページが消えるわけではありません。この処理に加えて、サーチコンソールからsitemap.xmlを再投稿する必要があります。

2.削除したいページにnoindexタグを設置し、sitemap.xmlを再投稿する

サーバーからHTMLを削除するのではなく、削除したいページのHTMLファイルにnoindexタグを入れます。
これにより、検索エンジンがページをクロールするようになりますが、インデックスされることはありません。インデックスされないページは検索結果に表示されないので、この方法が有効です。
ただし、サーバーからサイトを削除する場合と同様に、次のクロールまで反映されないので、すぐに検索結果から消えるわけではありません。

3.GoogleにURL削除依頼を送る

Google Search Consoleにログインし、専用フォームに削除したいURLを入力して送信することで行うことができます。そのためには、Google Search Consoleで確認されたサイトの所有者である必要があります。代行する場合は、事前に確認しておいた方がスムーズです。
サーバーからHTMLファイルを削除しても検索結果から消えない場合は、こちらを試してみてください。Googleアカウントにログインした状態で以下のページにアクセスすれば、削除申請ができます。

https://www.google.com/webmasters/tools/removals?pli=1

ページを非公開にする方法

ページを非公開にする方法はHP作成ツールによって異なりますが、今回は簡単ホームページ作成システム「ラクマス」のページを非公開にする方法をご紹介します。
まずは「作成したページの編集」画面で内容を入力後、ページを保存します。その際に「公開しない」にチェックを入れて保存すると、Webサイトには公開されません。

別のコンテンツに書き換えよう


不要/不必要なページが多すぎる場合は、その部分を他のコンテンツに書き換えるのも一つの方法です。自分でできるのも可能ですが業者に任せることもできます。
業者にコンテンツの書き換えを依頼するのは、店舗の商品の補充やマネキンの着せ替えを外部の業者に有料で依頼するようなものです。ほとんどの店舗では、これらの作業は店員自身が行います。しかし、なぜかホームページの場合、店舗の内装(=コンテンツ)を変えると、当然ホームページ制作会社にお金がかかってしまいます。
そして、費用を惜しんでホームページを更新しないので、ビジネスに貢献しないという悪循環に陥ってしまいます。ホームページを成功させたいのであれば、業者に依頼しましょう。

自分でコンテンツを書き換えするには

業者に依頼をするとどうしても費用がかかってしまいます。もしその費用を完全に書き換えたいと思うのであれば、自分でコンテンツを書き換えしましょう。不必要なページを何らかのネタに再利用できないかどうか、もう一度考えてみてください。そして再利用できそうなネタが見つかったら、それに該当する部分だけを書き換えていきます。そうすれば必要最低限の労力で書き換えコンテンツができるはずです。

別のブログをつくって引っ越ししよう


最後の手段として、必要のない/関連性のないページが多すぎる場合は、別のブログに移動させることができます。Webサイトをあるサーバーから別のサーバーに移動させるのは、ごく一般的な作業です。ホームページを移動する理由は、「不要なページや無関係なページが多すぎる」や「もっと安いサーバーに移転したい」など様々ですが、一般的なホームページの引越しの流れは変わりません。具体的には以下のようになります。

1.WordPressでホームページを作る
2.もともとのコンテンツは新しく作ったワードプレスに引っ越しする
3.もともとのコンテンツが載っていたワードプレスからインデックスを削除する

これで引っ越し完了です。意外と簡単なので、ぜひ試してください。

まとめ

今回は必要のない/関連のないページが多すぎる企業ホームページの対処方法を紹介してきました。ここまで解説したことを参考にすれば、上手に必要なイメージを対処することができるでしょう。これから保有する企業ホームページをもっと良くしたいと思うであれば、ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。