検索順位の対策（SEO対策）ができている企業ホームページに見られる3つの特徴

2021.02.01

「思った以上に検索順位が上がってくれない」と悩んでいませんか？
検索順位を上げるためにはSEO対策が必要ですが、うまくいっている企業ホームページはどのような対策をしてるのでしょうか。
今回はその点を詳しく深掘りしていきます。

特徴1.集客につながるSEOキーワード選定ができている

SEO対策とは、Google対策と言っても過言ではありません。Googleの検索エンジンで上位に表示されるには、キーワード選定が重要になってきます。
検索上位の企業は、ユーザーが検索しそうなキーワードを推測し、サジェストやスモールキーワードなども考慮して決定しています。
スモールキーワードとは、ニッチでターゲットを絞り込めるキーワードのことで、細かなところからユーザーの意思を汲み取り、キーワード選定をしていくのが検索上位に食いこむテクニックです。
ホームページを開設しただけで、いきなりアクセス数が増えて企業の収益が上がるわけではないため、企業の視点ではなく、ユーザーの視点に立つことがキーワード選定のヒントとなります。
また、titleタグ（タイトルページ）もSEO対策にとって非常に重要なポイントです。
トップページのタイトルは、メインのキーワードをなるべく前の方に持ってくるのがポイント。
30字程度でキーワードの羅列ではなく、きちんと文章になっているものが良いでしょう。
titleタグは1回決定すると、後から修正や変更が難しいので慎重に決定しなければいけません。

特徴2.SEOキーワードに関連した情報量が多い

SEO対策ができている企業ホームページの特徴として、キーワードに関連したページ数の多さが挙げられます。
アクセス数のあまり伸びない企業は、圧倒的にページ数不足、つまり情報量が不足しています。
ホームページを作成する際に重きを置きがちなのがデザインですが、上位決定をする検索エンジンにはデザインの判別がつきません。
もちろん、ホームページのデザインも、メーカーのブランドイメージに重要なものです。
しかし、デザインばかりを重視してコンテンツがおろそかになると、集客が最終的な目的であるホームページ開設が意味をなさなくなってしまいます。
特にライバル企業が多い場合は、その企業を上回るページ数が必要となってきます。
なぜかというと、Googleのブラウザであるchromeは、アクセスした人の動きを収集・分析しているから。
アクセス後すぐに閉じられたサイトはあまりに立たないと判別され、10分以上かけてじっくり読まれたサイトは、良質なコンテンツが含まれたサイトであると判別されます。
ライバル会社があまり多くない場合は10ページもあれば十分ですが、競合他社が複数ある場合は何百ページものページを作成する必要性があります。

特徴3.エバーグリーンコンテンツを利用している

エバーグリーンコンテンツとは、情報が古くならないコンテンツのことです。古くならないコンテンツなら、永続的に安定して顧客の獲得ができます。
エバーグリーンコンテンツの代表的なものは、ハウツー系やノウハウ系、Q＆A方式のコンテンツです。
検索上位の企業ほど、ユーザーの悩みやわからないことに重きを置いたコンテンツを掲載しています。
例えば、住宅のリフォーム業者がホームページを作成した場合を見てみましょう。

● A社：自社の製品紹介と、リフォームの種類を簡潔にまとめたものを掲載。
● B社：リフォームをするにあたって、工事費以外の予算はどのくらいかかるのか、家屋の価値が上がることによって固定資産税が増額する注意点、登記費用はどのくらいなのかなどを掲載。

2社を比較すると、B社の方が圧倒的にユーザー目線に立ったホームページを作成しているため、当然B社の方が検索上位にやってきます。
エバーグリーンコンテンツは古くならない情報のため、あまり更新をしなくていい点もメリットです。
更新頻度を高くするよりも手間が省け、なおかつSNSシェアの確率も高くなる特徴があるので、web担当者の負担も減るでしょう。
なお、エバーグリーンコンテンツと対極の効果を生み出すのが、バズコンテンツです。短期的な需要を見込むものですね。
エバーグリーンコンテンツがハウツー系・ノウハウ系を主とするなら、バズコンテンツは今流行っているものや最新のニュースなどが主となります。
短期的に集客をしたい時期だけバズコンテンツの要素を入れる場合もありますが、あくまでも短期的な結果しかもたらしません。
基本はエバーグリーンコンテンツに重きを置くようにしましょう。