企業が運営するホームページのブログはなにを書けばいい?

2021.02.01

ブログ

企業がブログを書く目的は、ずばり集客です。ブログを書くことによって顧客との接点を作り、商品の注文や問い合わせへと繋げることが役割となります。
実際に企業ブログのアクセス数を伸ばし、ブログからのホームページ流入で売上を大きく伸ばしたという企業は非常に多いです。
ブログ内に広告を掲載することで収益を生み出すことも可能ですが、企業ブログは広告収益を目的とはしていません。
あくまで本業のビジネスへ流入させるきっかけや、認知度を上げることが目的です。
今回はそんな「企業ブログ」の具体的な書き方について、紹介していきます。

SEOを意識した記事を書こう


ブログを運営していくうえで、欠かすことのできない要素が「SEO」です。
SEOは企業ブログの成果を左右する重要な要素なので、しっかりと理解しておきましょう。

SEOとは?

SEO(Search Engine Optimization)とは、インターネットの検索エンジン最適化のことです。
自分たちの書いた記事を、インターネットの検索結果で上位に表示させることを意味します。
どのような記事が検索の上位に表示されるかは、検索エンジンごとに独自のアルゴリズム次第で、正確な方法は明らかにされていません。
ただし「こうすれば上位表示できる」という相応の方法論は確立されており、それを記事作成の時に導入すれば、多くの人に見てもらえるようになります。

なぜSEOが重要?

SEO対策を行うことは、自分の記事のアクセス数アップに大きく貢献します。
もしあなたがなにかを調べようとしてインターネット検索したときに、検索結果の何番目に表示されるページをクリックしますか?
複数のページを見るとしても、閲覧するのは上位1~5ページ程度までのはずです。
このように、インターネット検索から自分のページを見てもらうためには、SEO対策をして検索結果の上位に記事を表示させる必要があります。
いくら良質な記事を書いても、検索上位に表示されなければページが見られる確率は低くなります。

ブログで意識すべきSEOライティング

SEOを高める記事の書き方は様々ありますが、顧客の悩みに関する重要なキーワードを、ブログ記事の中に散りばめるのが最も簡単かつ効果のある方法です。
具体的には自分が集客したいと思っているキーワードをタイトルや見出しを、リード文に自然な形で入れることによって、SEOを高めることができます。

具体的にどんなブログ記事を書けばいい?


企業ブログはどんな内容の記事を書いたらいいのでしょうか?
企業がブログを書く目的は集客です。つまり、あなたの会社の顧客を想定して書くことになります。
顧客があなたの会社の商品やサービスを買いたくなる・知りたくなるような記事や、顧客の悩みを解決するような記事を書いていくと良いでしょう。

キーワードベースのお役立ち情報

先ほど紹介した通り、検索エンジン向けのキーワードをまずは選定し、そのキーワードに対する答えを「お役立ち記事」として書き上げます。
仮にダイエットの商材を取り扱っている企業であれば「ダイエット おすすめ 方法」などのキーワードをピックアップし、「どうすればダイエットで具体的な効果を出せるのか」というお役立ち記事を書くことになるでしょう。
これを積み重ねていけば、良いコンテンツが溜まっていき、おのずとインターネット検索からのアクセスも増えます。ホームページの企業ブログを最大限に活用できるようになるでしょう。

雑記ブログはNG?

最後に雑記ブログと企業ホームページの関係性について紹介しておきます。
雑記ブログとは、テーマを絞らずにさまざまな内容の記事を更新するブログのことです。個人が書いている日記をイメージしてもらえるとわかりやすいかと思います。
結論から言いますと、企業ブログを雑記ブログとして更新していくことはおすすめできません。
雑記ブログは発信する情報のターゲットが絞られていないため、顧客へ効果的な情報発信をすることが難しくなります。
例えば、新車の購入をしようか迷っている人が、車のディーラーのブログにアクセスしたときに、記事の内容が「今日食べたランチ」「休みの日に温泉に行ってきました」ばかりだった場合は、おそらくそのブログを読み込むことはないはずです。
そのため、企業ブログでは前述のように顧客の有益な情報を発信していくのがベターです。
なお、雑記ブログにはメリットもあります。社内の雰囲気や従業員の普段の様子を紹介するには、雑記ブログは効果的です。
しかし、集客のためのブログと内容を混ぜてしまうと顧客を混乱させてしまう恐れがあるので、雑記ブログをやりたい場合は、サブブログとして運用するといいでしょう。