業者にホームページを作ってもらうときの相場金額

2021.01.27

「制作会社にホームページを作ってもらおうと思っているけど、どれぐらいの金額になるのか相場がわからない」と悩んでいませんか？
そこで今回は、ホームページ制作の相場金額をケース別で解説していきます。

ホームページ制作の料金は業種や企業規模によって変わる

企業の規模や業種によって、ホームページ制作の料金は変わってきます。
以下に企業の規模や業種ごとに予算一覧を簡単にまとめましたので、チェックしてみて下さい。
なお、ホームページ制作会社は様々なので、一覧の金額より上がるかもしれませんし、もっと安価で出来る場合もあります。一般的な目安として参考にしてください。

企業の規模/業種
企業サイト（小） 30万～60万 10P程度で会社情報がメイン。SEO対策が必要な場合はCMSの導入も検討すべき
企業サイト（中） 80万～120万 30P程度でリニューアル前提でCMS込み。インタビュー記事や写真を入れると＋20～50万円
企業サイト（大） 150～500万円 80P程度で子会社合併などのリニューアル前提。製品情報もCMS管理。セキュリティ上、ワードプレスは使用しない
飲食店サイト 50～100万円 30P程度。新規もリニューアルも予算は同じくらい。予約なども兼ねる
医療系サイト 50～150万円 30P程度。社員素材などの資料は事前に用意しておく必要あり
ECサイト 50～500万円 40P程度。ネット管理だけではなく、商品の在庫管理や配送などの実務も兼ねる運用なので割高になる

ホームページ制作の工程別費用

ホームページ制作を業者に依頼した後は、以下のような手順で工程を進めていきます。各工程の概算もまとめおきます。

ディレクション

依頼業者との打ち合わせです。ホームページ制作全体の金額のおよそ20%、大体5万円から20万円前後の費用が掛かります。
ディレクション時に、どんなホームページを制作したいのか、手書きでもいいので要件をまとめて提示しましょう。口頭で伝えるよりも、しっかりと業者へアプローチできます。
要件提示後に業者に見積もりを出してもらいますが、1社だけではなく、数社に見積もり依頼をして比較検討することをおすすめします。

デザイン決定

企業のイメージを左右するホームページのデザインを決めていきます。トップページから下の下層ページも想定して作りこんでいくので、5万円から10万円の費用がかかるでしょう。
他の工程と比較すると割高ですが、全体のイメージを作りこんでいくために必要な経費と割り切りましょう。
なお、ロゴやイラストも作成してくれますが、デザイン料とは別途で料金がかかってしまうので注意してください。

コンテンツ設定

ホームページで最も重要なコンテンツ設定です。
SEOを兼ねたセールスライティングの場合は、1万円~20万円のライティング費用が掛かります。
動画の場合は、およそ15秒で3万~5万の費用が相場です。

コ―ディング

コーディングとは、専門的なプログラミング言語を用いてソースコードを入力していくことです。
トップページのみでも1万~3万円、下層ページは8千~2万円ほどの費用が掛かります。1ページ当たりの費用×ページ数の経費が必要です。
さらにレスポンシブデザインという「どんな大きさのデバイスでも見やすいよう、自動でサイズ変更をしてくれるシステム」の導入には1万~2万円が上乗せになります。

システム設定

ホームページ内にある「検索設定」や「お問い合わせフォーム」がシステム設定にあたります。
システム費用は2万～3万円ですが、企業独自のwebサービスを構築すると20万～100万円ほどかかりますので注意しましょう。

SEO対策

まずアクセス解析ツールの設置費用が、3万～5万円ほどかかります。
GoogleAnalytics（グーグルアナリティクス）をアクセス解析ツールとして使うことが大半ですが、このツールを利用することで、ホームページにどんなユーザーが訪れているのか詳細がわかります。
ホームページの改善点のヒントにもなりますので、長期的に運営していくにあたり必要な情報となるでしょう。
なお、中小企業向けのSEO対策には10万～30万円、大企業は数十万円の費用がかかります。