企業ホームページを最大限に生かすための5つのコツ
2021.02.01制作会社に自分の会社のホームページを作ってもらったものの、うまく使いこなせないという企業は結構多いです。
漠然とホームページを作っただけでは、うまく使いこなすことができません。
最大限に生かすためには、それなりのコツを知っておく必要があります。
今回の記事ではそんな「企業ホームページを最大に生かすためのコツ」について紹介していきます。
コツ1.ホームページのターゲットを明確にする
企業ホームページは、きれいに作っただけでは意味がありません。最終的に「お問い合わせ」を増やすことが目的であるはずです。
そのためには、ターゲットのペルソナを設定する必要があります。
● ターゲットはどういう人か。
● どんな悩みや問題を抱えているのか。
上記を具体的に設定していきます。
そして、悩みや欲求に対して、自社商品やサービスがどう役に立つのか、という解決策を考えましょう。
ホームページに訪れる人は、解決策を求めています。
訪問者が「お問い合わせ」をしたくなるように、その人の問題の解決策を、ホームページ内でわかりやすく伝える必要があります。
コツ2.お客様目線のコンテンツを作る
企業ホームページは構成上、「会社案内」「顧客へ向けた内容」「求人採用のための内容」の3つの情報がベースになります。
その中でも「顧客へ向けた内容」が重要視され、自社商品やサービスを知ってもらうことが主題になりがちです。
しかし、そこに捉われると知らないうちに「お客様目線」ではなくなってしまいます。
まず「会社案内」は、ターゲットが会社案内を見た時にどう思うか、どんな内容であれば理解してもらえるかを考えて作成しましょう。
「求人採用のためのページ」には、就業に関して従業員や技術者など現場の声を取り上げてみましょう。
会社の内容を理解してもらうだけでなく、現場の声を知ることで親近感を持ってもらったり、商品やサービスに興味を持ってもらったりできます。
こうした会社案内や採用のコンテンツにお客様目線を取り込むことで、ホームページ全体に親近感や共感を持ってもらいやすくしていきます。
コツ3.定期的に更新する
企業ホームページは作ったままにしていると、情報が古くなってしまいます。
そのうち、掲載情報が現状とそぐわなくなってきて、訪問者の信頼を失いかねませんので、定期的に更新したり、記事を加えたりする必要があります。
常に新しい情報が得られるとなると、ターゲットは興味をひかれやすくなり、見込み客獲得のチャンスも生まれるでしょう。
以上の理由から、できるだけ新しい情報を載せるように更新していくことをオススメします。
コツ4.様々なデバイスに対応する
2019年の経産省の調査では、スマートフォンの普及率がパソコンを抜いて70%を超えています。
また10代20代の若い世代におけるスマートフォンの普及率は、90%を超えました。
今後はよりスマートフォンを中心にネットの普及が加速していくことになります。今はまだパソコンの数を上回ってはいませんが、タブレット端末の普及も加速する勢いです。
このような状況であることから、スマートフォンやタブレット端末へ対応するのは必須です。
様々な端末に対応していなければ、企業ホームページを見てもらえる機会を損出するでしょう。まだしていないなら、早急に対応が必要です。
コツ5.リアルな施策と組みわせる
この方法は主に地方で頑張る企業に効く方法です。
地方企業では、実際の評判や知名度などをリアルで確認するケースは少なくありません。つまり、問い合わせる前に実際に知っている人に聞く、というケースです。
この傾向のせいでホームページだけをしっかり作り上げていても、最終的な問い合わせや成約につながらないという難点があります。
「必要な情報はいっぱい載っているし、能力のありそうな会社だけど、知り合いが使っていないので、なんとなく信用できない」という心理が働くわけです。
だからこそ、日々のホームページ運営に加えて、地元の商工会に加入したり、地域の行事やイベントに参加したりすることで、リアルな知名度や評判を上げる工夫が必要になります。
その時に名刺やチラシにホームページのURLを載せて起きましょう。これで、ホームページとの相乗効果が発揮されます。
このように地方の中小企業では、リアル活動を組み合わせて、ホームページの効果を上げていきましょう。
【見出し】まとめ
今回は企業ホームページを最大限に生かすためのコツを紹介しました。
改めてまとめますと、以下の通りです。
● ホームページのターゲットを明確にする
● お客様目線のコンテンツを作る
● 定期的に更新する
● 様々なデバイスに対応する
● リアルな施策と組みわせる
これからホームページを作る方、すぐにホームページを持っているけど結果が出ない方は、ぜひ参考にしてみてください。