大学をやめてデザイナーを目指す話

2020.08.25

ブログ

デザイナーになったきっかけの話

大学時代
なんとなく選んだ建築学科
やる気も出ず、単位も落としがちで
あの頃は、スキーサークルにハマっていて
頭の中はそればかり
毎日バイトしてはスキー用品や合宿のために使う
深夜のカラオケのバイトを入れすぎて
昼の授業をサボったこともあった

そんな時、課題を提出できず先生に呼び出され
「建築好きか?」って聞かれ
嘘でも返事できなかった自分に驚いた
こういう時思ってなくても平気で「はい」って言ってた頃なのに

留年もして、大学ももう5年も通ってる

親や先生は親身になって、自分の将来のことを考えてくれるのに対し
嫌々授業に行き、課題も提出せず
なんて自分は失礼で、迷惑な存在なんだって思った

そして自分は本当にやりたいことじゃないと続けられない、行動できないんだと気づく

その帰りにコンビニで立ち読みした雑誌の
青い半透明の「iMac」に目が止まる
そこからグラフィックデザインという職業を知る

建築をやめる言い訳が欲しかったからか
「大きな建造物をチームで作るより、小さなチラシを一人で作りたい」という
もっともらしいことを思ったりした

なんとなく、ただ辞めたいはしたくない
やりたいことがあって次に行きたいと思った

大学を行かせてもらった親には本当に申し訳ない気持ちだった
母親には怒られ、泣かれ。。
でも父親は「お前がやりたいんだったらやれ」と言われ
初めて父親をすごいと思った

退学届けを出しに行った時の様子は今でも鮮明に頭に残ってる

デザイン専門学校の週イチで半年ぐらいの短期コースに通う

そこにあった求人票で「未経験でもやる気があれば可」という求人を見つける
昔はよくあった。。いい時代だった

旅行レジャー雑誌を作る制作会社には、スキーが趣味の社長と部長がいて面接で話も弾み、それが理由かどうかは不明だが採用!
大学でスキーやってたことがここで役に立ったのかな。。

それから23年、今でも職業変わらずデザイナーを続けられてることはとても幸せなことだ

振り返って思うのは
「やりたいって思った時は、迷わずやった方がいい」
「やりたくないことは、続けられないし」
「周りに迷惑かけるだけだから」

自分は運よくやりたいことをその時に出会ったけど
もしそんな出会いがなかったらって思うとゾッとする

<次回は、会社をやめてフリーになったことを書きたいと思う>