気仙沼観光推進機構が冬季観光誘致のために発行した観光パンフレット「心を満たす冬の旅。in気仙沼」のデザインを担当しました。
“雪の港町・気仙沼”の幻想的な風景と、旬の味覚、地域文化の魅力を余すところなく伝えることで、「冬でも行きたくなる」気仙沼の魅力づけを目的としています。
パンフレットは「気仙沼らしい冬の美しさ」や「冬だからこそ味わえる旅の深さ」をテーマに構成されました。
冬の風物詩「気嵐(けあらし)」の景観
地元で水揚げされるメカジキと牡蠣の“冬の二大食材”
港町の復興の象徴である気仙沼市復興祈念公園
海と人の営みを間近に感じられる漁業体験
これらを紙面全体で有機的にまとめ、観光客の「気仙沼っていいな」という気づきにつなげることを狙いました。
「雪×港」という非日常的な風景を表紙で大胆に打ち出し、感情に訴えるファーストビューを設計
写真選定では「白」「湯気」「人の温もり」を意識し、寒さではなく**“あたたかさ”を感じられるビジュアル**に
タイトルロゴは手書き風のふきだし型にし、旅の気づき・発見が心にしみ込む印象を演出
メカジキや牡蠣のページでは調理例・地酒とのペアリング・レシピなどを紹介し、“見るだけで食べたくなる”誌面展開に
紙面レイアウトはゆったりとした余白と読みやすい文字組みで、冬の旅らしい落ち着いたトーンに統一
配布後、観光案内所・宿泊施設・首都圏移住イベント・SNS等での反響があり、
「冬の気仙沼も魅力的」「気嵐の写真に惹かれた」などの声が寄せられました。
また、「この冊子を見て牡蠣とメカジキを目当てに旅を計画した」という声もあり、観光誘致のきっかけづくりとして有効なツールとなりました。
クライアント:気仙沼観光推進機構
仕様:A4サイズ/中綴じ/全8ページ/フルカラー
発行時期:2022年冬
主な配布先:観光案内所・市内宿泊施設・都内観光プロモーションイベント等
「季節×地域性」をテーマにした観光プロモーションツールの制作も承っています。
パンフレット・特設Web・ポスター・SNS連動など、多面的な設計が必要な観光案件にも柔軟に対応可能です。