宮城県松島町の海鮮料理店「丼松島」様のインバウンド(訪日外国人観光客)対策として、JR松島海岸駅構内に掲出される大型B0サイズの英語ポスター広告をデザインしました。観光客が降り立った瞬間に目にする場所で「食べたい!」と思ってもらえる視覚訴求と、外国人にも分かりやすい言語・構成を意識しています。
訪日外国人観光客への視覚的な「食」アピール
JR松島海岸駅という導線上の好立地での来店動機の創出
店頭へ行く前からメニューが分かることで、安心感と選びやすさを提供
郷土料理や海鮮食文化の訴求を通じて、地域のブランディングにも寄与
写真優先型のレイアウトで、「見て選べる」「美味しそう」が直感的に伝わる構成
各料理に英語タイトルと簡潔な説明文を添え、メニュー理解をスムーズに
配置した料理:はらこ飯、ばらちらし、牛タン丼、天丼、あなご、牡蠣料理、刺身盛り合わせなど、外国人に人気が高く、宮城らしさを象徴する品目を厳選
中央に「Don! 丼松島」ロゴとスローガン「海鮮と定食」+英語「DON MATSUSHIMA」表記を配置し、ブランド認知を統一
QRコードで多言語対応のWebメニューへ誘導、スマホ対応も想定
配色は清潔感のある白地ベースに赤と黒をアクセントにし、和の印象と視認性を両立
ヘッダー:料理写真8種+英語表記(例:Harako-Don、Beef tongue-Don、Fried oysters etc.)
中央ロゴ:「Don! 丼松島」+シンボルマーク(赤と青の海&丼アイコン)
キャッチコピー(右上):”食事は日本の旅の楽しみのひとつです”(意訳英語)
QRコード:Webメニュー・店舗詳細ページへリンク
メニュー表示言語:すべて英語表記、フォントは視認性の高いグローバル対応書体
制作時期:2024年12月
掲出場所:JR松島海岸駅構内(構内通路 B0サイズ掲示)
クライアント:丼松島 様
使用ソフト:Adobe Illustrator、Photoshop
撮影:クライアント提供および一部現地取材
サイズ:B0(1030mm×1456mm)/耐候・耐湿仕様
掲出後、外国人観光客の来店率が大幅に上昇
SNS(InstagramやTripadvisor)に「poster at the station made me want to go」などの声も投稿され、広告効果がダイレクトに可視化
海外からの旅行ブロガーにも「分かりやすい案内」「写真で安心感がある」と高評価
松島観光協会からも、他飲食店への横展開を検討したいという相談あり
観光の玄関口である駅での“第一印象”を担うポスターだからこそ、視覚と文化の両面から「美味しさ」と「親しみやすさ」をデザインに込めました。丼松島様の味と地域の魅力を、世界中の旅人に届けるお手伝いができたことを嬉しく思います。今後も、インバウンド対応を含めた観光支援デザインに力を入れてまいります。