気仙沼観光推進機構が発行した、2019年夏版の観光パンフレット「新しい気仙沼」のデザインを担当しました。
本冊子は、東日本大震災からの復興とともに進化を遂げた気仙沼の「今」を伝えるため、観光、グルメ、アクティビティ、ショッピング、クルーズなど多彩なコンテンツを一冊にまとめたガイドブックです。
パンフレットは「この夏、気仙沼に行きたくなる」きっかけづくりとして、以下のような目的を持って制作されました:
新名所「気仙沼湾大島大橋」の開通を軸に、新たな観光動線の提示
夏らしい海遊びやアクティビティの紹介でファミリー・若年層への訴求強化
ご当地グルメ・地酒・サマーギフトの紹介による地元産品の認知拡大と購買促進
クルーカードを活用した周遊促進とリピーター獲得
表紙ビジュアルには開通したばかりの「大島大橋」を起用し、「復興から前進する気仙沼」の象徴としてインパクトを持たせました。
紙面のトーンは海の青を基調とし、“爽やか・清潔感・開放感”を感じられる配色設計に。
情報が多い中でも読み疲れしないよう、吹き出し・手書き風フォント・色分けレイアウトなどでリズムあるページ展開を構築。
マップや特典、クーポン情報をまとめた「クルーカード特集」では、カードを持って旅するストーリー性を意識し、ワクワク感を演出。
体験ページはアクティビティ写真を大きく配置し、体感の疑似体験を誘発する構成に。
夏の海遊び:パラグライダー、SUP、海水浴、手作り体験
みなとまち散策:港周辺のカフェ、直売所、資料館
夏グルメ特集:カツオ、ウニ、メカジキ、冷しゃぶ、フカヒレなど
クルージング:サンセット&ナイトクルーズの紹介と予約案内
サマーギフト:地酒・海産物・クラフトアイテムなどのお土産紹介
クライアント:気仙沼観光推進機構
発行年:2019年(夏季観光キャンペーン向け)
仕様:A4冊子/フルカラー/全16ページ
主な配布先:観光案内所・市内宿泊施設・イベント会場・東北エリアの高速道路SAなど
「新しい気仙沼」というキーワードがSNSや検索で目に留まりやすく、若年層や子育て世代の観光客を中心にアクセスが増加。
特に、大島大橋の開通を見たくて来たという声や、「体験付き宿泊プラン」への問い合わせの増加など、紙媒体とリアルの行動を結びつける動線として機能しました。
気仙沼デザインでは、自治体・観光団体・地域事業者様向けに、
観光パンフレットやマップ、特集冊子などの企画・編集・デザイン制作を承っております。
地域の魅力を丁寧に掘り起こし、「行ってみたい!」と思わせるストーリー設計からお手伝いします。
▶️ 季節キャンペーン/地域資源活用/周遊マップ化/駅配布用DM など
小ロット・短納期にも柔軟対応いたします。
ぜひお気軽にご相談ください。