岩手県遠野市の公式観光サイトにて公開された特集記事
「時空を超えた伝承と遠野物語を巡る」のWebバナー(アイキャッチ)デザインを担当しました。
本記事では、『遠野物語』に代表されるこの地域ならではの伝承や民話を通じて、遠野の魅力を深く掘り下げています。
その“物語世界への入り口”となるビジュアルとして、訪れた人の心に残る印象をデザインに落とし込みました。
デザインテーマは「伝承と現代の交差点」。
日本的な余白と静けさ
伝統の深みを感じさせるトーン
神秘的な光の重なりと奥行き
これらを意識しながら、記事を読む前から読者の想像をかき立てるような構成を目指しました。
また、ファーストビューでの「第ゼロ印象」(=見た瞬間の無意識的な印象)に特に注目し、記事の魅力が1秒で伝わる視認性と、世界観への没入感の両立を図っています。
「物語」や「伝承」は観光地の大きな資源です。
遠野のように、語り継がれる文化が根付く土地においては、ビジュアルがもたらす印象が訪問意欲を大きく左右します。
気仙沼デザインでは、こうした文化的価値を丁寧に汲み取り、地域の世界観を崩さずに、現代の感覚に響くデザインをこれからも提案していきます。
担当範囲:Webバナー(アイキャッチ)デザイン
遠野を訪れたことのある方にも、まだ知らない方にも。
一枚のバナーが、物語の世界への扉となるよう願いを込めて制作しました。